神戸女子大学図書館

2021年ボランティア企画 クリスマスプレゼント
Reading on a Holy Night
          
 書名をクリックしてみてね


  「猫たちの冬」  推薦者:まる


物語の舞台となるのは雪に閉ざされた小さな町。まさに今の時期に読む本としてぴったりではないでしょうか。さらに、この物語の鍵となるのは「猫」。猫好きの方にもオススメですが、ミステリーやファンタジーといった要素も詰め込まれた作品でもあります。

この物語では、猫たちに導かれつつ、町で起こる不可解な出来事にある少年が挑みます。かわいい題名に反して、目次を見るとなかなかギャップがある雰囲気をだす小説です。ぜひ手にとってみてください!

  「思いがけない贈り物」 推薦者:ひろ

 

クリスマスイブの夜、プレゼントを全て配り終えたはずのサンタクロースの元になぜか残ってしまった人形が…!人形は誰のための贈り物だったのか?クリスマスに人形をもらわなかった子どもたちの元を訪ね歩き、人形の持ち主を探します。しかもなんとタクシーやパソコンを駆使して探すという現代っぷり(笑)この子の行き先はいったいどこ!?
最後まで読むとタイトルの意味がわかり、心がほっこりします。素敵な挿絵にも注目!

 
 「サンタへの手紙」 推薦者:ひよこ

12月25日はクリスマス!子どもたちが待ちに待ったビックイベントの日。朝早く起きて真っ先にプレゼントを確認することでしょう!

 プレゼントは誰が運んでくるのでしょう。勿論、サンタクロースです。各国の子どもたちはこぞって手紙を届けます。どんなプレゼントが欲しいか、自分はこの一年良い子でいたか、色々なことをサンタさんに伝えプレゼントのお願いするのです。手紙の内容気になりませんか?

 ぜひこのクリスマス、貴方も童心に返って手紙を書いてみてはいかがでしょうか。

 
「クリスマス・カロル」 推薦者:RIHO

 
ロンドンの下町で商売をしている主人公のスクルージは、強欲で、エゴイストで、ケチで、思いやりのかけらもない人と嫌われていた。さらには7年前に亡くなった共同経営者のマーレイの葬式から、副葬品であるお金を持ち去るほどの強欲ぶりであった。

 そのマーレイが幽霊になってクリスマスの前日に現れ、「金銭欲にまみれた人間にどんな悲惨な運命が待っているか」を教える。

 スクルージはどのように心を入れ替えるのか。是非読んでみてください!


「クリスマスを探偵と」推薦者:RIHO

 
舞台はドイツ。クリスマスイブの今日、探偵・カールは浮気の証拠を掴むため男を尾行していました。少しひと休みをするため公園のベンチに座ったカールは、そのベンチである不思議な男性に出会います。その男性と話をしていくうちに、カールはある事実を知ることに・・・。

  一度読んだだけでは理解をするのが少し難しいかもしれません。是非何度も読んで伊坂幸太郎さんの物語の世界観を味わってみてください!

    「賢者の贈り物」 推薦者:ひろ

 

 8篇から成る短編集。表題作となっている「賢者お贈り物」は、愛する人のために自分の宝物を手放してでもクリスマスプレゼントを贈ろうとする夫婦のお話で、篇の中でも特にクリスマスに読んで欲しい一作となっています。

“相手を思いやる気持ちこそが最大の贈り物”

本当に大切なのは物ではないということに気付かされます。

ちょっぴり泣けて心温まるお話の数々。

子供向けの作品だと思う人もいるかもしれませんが、大人にこそ読んで欲しい作品です。

 
    「飛ぶ教室」  推薦者:まる

この小説は、ドイツ人作家ケストナーが書いた児童小説です。物語の舞台はドイツのある寄宿学校。貧しい苦学生やボクサー志望の少年、貴族の坊ちゃんなど、様々な立場にある少年たちが登場します。(題名の「飛ぶ教室」とは、彼らが稽古を行っている劇の題名のことです)クリスマス休暇が近づく中、彼らにどんな事件が起こったのか?

あたたかい結末をぜひ期待しながら読んでみてください!


「クリスマスの幽霊」 推薦者:ひよこ

 クリマス・イヴ。雪の降り積もった美しい町を通って主人公は父親の働いている工場へおつかいに行った。すると、エレベーターの中で、不思議なものを見る。壁の鏡が映ったのに、振り返ってみたら、他には誰も乗っていなかった…。

 小さな町の大きな工場で起きた奇跡。昔の事件に心を痛め続ける幽霊と少年の一途さが大きな悲劇を食いとめた。このクリスマス、少年とともに冒険に出ませんか?

     
Hyvää Joulua(フィンランド語:メリークリスマス)
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